遥か昔

kanakama05さんのような模範的な婿殿は演じられません、そのひとコマを紹介します。
結婚してしばらくたってから女房の実家で泊まった時
私は風呂上り(一番風呂)
親爺さん(仕事を終り、手を洗い居間へ入ってきた、コンパス職人のため作業場が自宅にある)
何品か料理があり、女房とお母さんと妹が食事をつくっている
親爺さんはいつも日本酒をコップに2杯ぐらい飲んでいるが、「今日はビールにしよう」といい女房が一本持ってくる。
私に注いでくれたので、敬意を表し親爺さんに私が注ぐ。「いただきますと」お互いに飲み始める。
親父さんがコップに一杯飲みきる間に、私が残りのビールを飲んでしまった。
一瞬驚いたようだが、次を注文。「エッさっき持っていったよ」とお母さんの声
「もう終わったんだよ」と親爺さんの声、それ以来親爺さんは、日本酒党にかえっていった。
私の実家では親爺と兄弟がビール飲むときは、常に5本くらい母が出してくるのを思い出した。
遥か20年以上前の出来事だった。後の評価はご想像にお任せします。