雪が降って

 今日は大雪です、上京は断念です。仕方ないから5時から雪を見ながらネットで調べ物をしています。
 この前、バングラディシュの若者と話す機会があった、彼の話は、興味深くて面白かったが、要約すると「日本は、もっと労働市場を開放すべきではないか、特にアジアの国々へ、日本の中小企業の社長は皆そう思っている。それをやらないのは怠慢だ」と云うことだった。
 私の答えは「日本の中小企業の社長が、本当に労働市場の開放を望んでいるのならば、そうなるだろうが、彼らは望んでいないのではないか、なぜならもしも、本当に望んでいるならそのようになる社会が日本だからだ」
 ちょっと自分なりにそうならない理由をいくつかあげた。その人は、某国立大学に留学している若者だった。
 けれど、そのように将来はなって行くのだろう。移民を認めるということが先かもしれないが、今の若い人は、将来大変だなと思ってしまった。
 それと「いじめ」が、なぜ後を絶たないのかとも質問された、お酒を少し飲んでいたのと、夜が遅くなってきたので疲れてしまい「私だって小さいころ小学校でいじめられている、根が深い問題だよ」と容認してお話はタイムオーバーとした。
 私と縁のある人が、「F君、面白い人がいるからちょっと遊びにおいで」と誘われたので出向いてみたが、若い人と話すのはやっぱり疲れる。
 そんなこんながあって、昔々の小学校のころを思い出してみたら、信じてもらえないかもしれないが、いじめにあったことは幾度となくあった。クラスの数人から、暴力は使われなかったが精神的な暴力を受けた。
 からかわれたことが辛くて、学校から自宅まで、悔し涙にくれながら帰ったことが幾度となくあった。
 卒業してもう、30年以上もたつが今でもからかわれたことを忘れない。それゆえかどうかわからないが、クラス会には出たことがない、風の便りに私が、幹事に指名されているというが「今風に言えば、そんなの関係ねー」ということだ。
 女房には、20年前くらいに話したことがあるが大陸的な性格からか「そんなことどうでもいいでしょう、今が大切よ」と一笑にされた。