子育てに失敗しかけているオヤジ

 我が家はひめさんにもコメントしたように、子どもが中々授かりませんでした。この病院あっちの病院と駆けずり回り「もう子どもは要らない」と決心がついた頃に二人授かった。
 女房から妊娠を告知された時の嬉しさは終生忘れない。本当に嬉しかった。生まれてからも、誰に似たのか可愛い子どもだった、甘やかして育ててある時、子どもは小さな猛獣だと思った。あれをして、これをしてとわがまま放題。このままにしていったら将来大変なことになる。
 いずれは世の中に出て行く、世の中というのは中学生くらいからだと思う、高校生でも、世間で働く場所を世の中と思ってもいい。でも私は中学くらいからだと思う、中学はもの心ついた少年少女の集団だ。そうなれば世界は自分中心に回らない。
 ちびの頃から甘やかして、みんな聞いてやってそのまま娑婆に送り出したらその子どもは世間の荒波を泳いでいけない。
 若旦那とお姫様が世の中にどんどん出てくる、どこでも使い物にならない。世の中自分の意見はめったに通らない。理不尽だ許せないと叫んでももう遅い、小さい時から不条理や理不尽ということを教えておくことが必要だ。
 大切なことは自分のことは自分で決めて責任は自分で負う、これができたときに一人前だと思う。