夕方定時を過ぎた頃、同乗していたH君の携帯が鳴った 「今日アルコール用意していないよ」 「いいよ」 「ケーキは云々」 「わかったよ」 随分と私に遠慮した会話だった。 「アルコール今夜は抜き?」 「エー、誕生日だけれどどちらでもよいので」 「いくつに…
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