秋の一夜

昨日、○交省んなどとのヒアリングが2時間30分行われ帰宅したのが深夜だった。女房に「どうだった」と聞かれたので「これからたくさんやることがあるが、今日のところでは、90パーセントOKだった」と話したら、「良かったね」といってくれた、夕食も待っていてくれいつもよりもご馳走だった。前の晩に心配で、これがだめだったら「進退伺い」ものだと覚悟していたのを知っていたのだろう。
 前の晩は、寝付かれずに1時間悶々としていたいっそ外に出て頭を冷やしてくるかともお思ったくらいだ。若いオネーチャンではないが、50歳を過ぎた女房はみんな知っていた。布団に入れば寝息が漏れてくるはずだが漏れてこない「相当プレシャーを感じている」と気がついたようだ。涙は出なかったが「夫婦 っていいな」と思った。
 下の小僧も修学旅行でいない夫婦水入らずの秋の夜は、お互いの信頼を高めた一夜だった。